ぽち

愛を綴る女のぽちのレビュー・感想・評価

愛を綴る女(2016年製作の映画)
2.1
真実の愛に辿り着く夫婦という大筋は定番メロドラマ風で、退屈ではあるがドラマとして成り立っている。しかしラストのどんでん返しが夢オチと同程度の反則技。

個人的にはこのオチには脱力して開いた口が塞がらないと言う状態。
そこまでに精神が不安定という設定はあったが、現実と妄想の区別がつかないほどというのはやりすぎ。
夫がホテルに戻らず妻に子種仕込んだってのも無理矢理すぎる。
偶然見つけた彼の家に、これも偶然元部下がいたってのもご都合主義。

あまりに無理のある展開について行けず、ラストの夫婦円満シーンが白々しく見えてしまった作品。
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