marbo917

ローサは密告されたのmarbo917のネタバレレビュー・内容・結末

ローサは密告された(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2020年53本目の作品。

雑貨を売るだけでは足りず麻薬を売って生計を建てる女主人ローサは、密告により夫と共に逮捕されてしまう。連れて行かれた場所は公式な取り調べ室ではなく、休憩室のような雑多な場所で保釈されたければ20万ペソ(約40万円)払うか仕入れ先を密告するを迫られる。

仕入れ先の男を売ったが、それだけでは足りず10万ペソ払わないと保釈されないと通告される。3人の子供達はそれぞれ親戚を頼って借り、家財を売り、さらには売春までして集めようとする…。

これがマニラの現実と突きつけられ、言葉に詰まる。どんなに過酷な現実でも、生きていくしかないたくましさ。どの国も女性が強いんですね。
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