ヨギー

ラビング 愛という名前のふたりのヨギーのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

1950年代アメリカ南部の州で黒人と白人の結婚が州法で犯罪扱いだった事に対しひと組の夫婦が立ち向かっていく事実に基づいた作品。

総合的には決して悪くは無い作品なのですが。

あらすじから予想される展開よりはかなり地味に話は進んでいきます。
夫婦がお互いの愛の力で果敢に州法に挑んでいく感じでも無いし、熱い人権派弁護士が差別的な法律やその思想を持った人をギャフンと言わせる法廷劇でも無く、割と淡々とラビング夫妻の日常をロングスパンで描いてる感じでした。

実話に基づいた話なのであえてドラマティックな展開にはしないで抑えた作品に仕上げたのだろうと思いますが全体的にちょっと盛り上がりに欠ける感じがしました。
あと気付くと数年時が進んでたりして時間の経過具合も個人的には分かりずらかったかな。
ヨギー

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