●あらすじ
1939年、日本統治下の朝鮮半島。
価値ある書籍の宝庫である豪邸で支配的な叔父の下、秀子は外の世界を知らないままいた。そんな彼女の下に、新しい召使いの珠子がやってくる。
しかし、珠子の正体は詐欺グループが送り出したスッキであった。目的は詐欺師の公爵と秀子を結びつけ、財産を手に入れる事だったが...。
●感想
官能的サイコスリラー
変態的で奇妙だが美しさもある映画
日本語を韓国人俳優が話すためカタコトが気になったり、家族構成が複雑だったりしたが、それを踏まえても楽しめた。
ミステリアスな秀子が官能的で、作品を引き立てる。ただの官能作品ではなく二転三転する脚本も良い。
変態的な朗読会の異様や表現は、日本の変態な部分?を凄い表現で描いており印象的。
後味が悪くなくて安心した。