お嬢さんの作品情報・感想・評価・動画配信

「お嬢さん」に投稿された感想・評価

ゆゆ

ゆゆの感想・評価

4.0
FODにて。ハ・ジョンウとチョ・ジヌン目当て。

いやぁ〜〜、面白かった!
三部構成になっていて後半からひっくり返るのですが、そういうテイストの韓国映画大好きなので…。

かなりがっつりR18+。やってることは結構下品で変態。でもびっくりするくらい耽美で品がある作品になっていて、これがアートの力なんだなと思いました。日本統治時代の朝鮮のお屋敷が舞台という和洋折衷の雰囲気も相まってとても美しい映像です。女性の立場で観ても不快になることなく楽しめました。むしろ女性に観てほしい成人指定映画!

男性俳優2人を目当てに観ましたが女優の二人の美しさと気高さが最高。それにしてもチョ・ジヌンさんの別人ぶりに驚きました。
ねこ

ねこの感想・評価

4.0
乱歩と谷崎を合わせたような世界
お屋敷の怪しさと美しさに淫靡な秘密の匂いが加わって、妄想スイッチが入りまくる

R指定ではあるが、「生きている」のと「自ら生きる」のとではまるで違うことやエゴの滑稽さなど、大事なことを教えてくれる映画でもある

2人の若い女優がとても良かった
特にお嬢さんの顔つきがいい

本編の余韻にゆっくり浸るためにも、エンドロールの曲は必ず聴くべし

唯一残念だったのは無粋なぼかしだ
あれさえなければ、どれほど美しかっただろうか
★戦時中の韓国、詐欺師に育てられた孤児・スッキは、大金持ちのお嬢さんの元で使用人として働き、詐欺師がお嬢さんに対して持ちかけようとしている結婚詐欺を手助けするミッションに就く。
得た財産は山分け、貧しい韓国からおさらばしてやるぜと意気込むスッキだったが、段々とお嬢さんが可哀想になってきてしまって……!?

#半分観たところで「え?これまだあと半分あるけどどうなるの……?こっからどうするつもりなの……?」ってわくわくしたし、
そこからずんずん展開が進んでいくのが気持ちいい。

#しかし騙し騙されかと思いきや、ものすっっっごい純愛だった……最高だよ……

#女同士って何か絡んでてもキャッキャウフフキャッキャ!って感じで、いやらしさ以上に可愛らしさが強い。可愛い。美女ひとりでも十分目が嬉しいのに、×2なんだもんね。ちょっと考えてみればわかることでした、美女×美女が可愛いの暴力ということは

#お嬢さんの服、お屋敷の装飾、何から何まで豪華で色に溢れてて見てて幸せだった……とにかく色味のハイセンスさが、常に『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の部屋って感じ。目が喜ぶ

#ちょいちょいクスッとできる漫画的なお茶目シーンが多くて可愛かったな。

#というかみんな日本語めっっっちゃ上手いよね!?特にスッキ!イントネーションが自然でびっくりした……

#がっつりなラブシーンがどうしても蛇足に感じちゃったんだよな〜……
最後の鈴を入れて動くとチリチリ鳴るっていうのは、お嬢さんが朗読させられてた官能小説の一文にあったから良かったし、
「変態爺さんに強いられて豪華な着物を着せられ、春画の添え文や官能小説を大勢のおっさんたちの前で朗読させられるお嬢さん」っていう設定の艶っぽさが活きるわけだけど、
本当に面白いサスペンスゆえに、モザイク入るほどの濃厚な絡みが必要かこれは……?ってなるというか。
でも二人はめちゃくちゃ可愛かったし最高だったからこれはこれで良かったのかな〜……
「成人指定ゆえに腰が重くなってしまって観ない」って人が多かろうよと思うと、勿体ない〜!って思っちゃう

#地下室に一体何があるんだろう……って匂わせる不気味さが良い。こういうギリギリまで見せない不気味さ、だ〜いすき

#「こんなものを読まされていたなんて!」って言って、全部を滅茶苦茶にするあのシーン、本当に好き。
手を取り合っての逃避行、男女の恋愛映画では出せない可愛さだった。

#詐欺師が清々しく詐欺師していて、クソ野郎だな〜と思いつつも散り際が良くてね、全然憎めない。
詐欺師はもちろん、変態爺さんもちょっとしか出ない仲間たちも、みんなそれぞれ良いキャラで大好き。

#これは絶対また観たい映画。成人指定だから誰にでもすすめられるわけじゃないけど、文句なしに最高の作品だからみんなに観てほしい……。
Mypage

Mypageの感想・評価

3.7
いい話…

途中設定がよくわからなくなったけど、ようするに“変態をころす”話なのねーと理解。

一部終わったときにはどうなることか不安になったけど。

一部・二部とあって、ミステリー、サスペンスというより、なるほどそっちの方向へいくんだと。ふつうにいい話だった。ミステリーのどんでん返しや伏線回収の気持ちよさというよりは人間性への問題提起みたいなもののほうが強調されたストーリー構成だった。火事の描写とか再開の描写はわりと流していたし。

演出的なおもしろさはそんなに感じなかったけど、お嬢の強さがよかった。。あのシーンは本当に意味のあるものだったし、カッコいい、胸に迫るシーンだった。『ムーンライト』の最後くらい意味のあるものだと思う。

どこに”本当”が設定されているか、というのがフィクションを読み解く一つの鍵。ではあるんだけど、ミステリーなのでいろいろと順序が入れ替わっているのがおもしろい。

「男は変態と紙一重である」ということと「女はいつもナイフを隠し持ってる」ということはかなり真実に迫っていることだなぁと。それがうまく表現されてる。

類似する映画とはいえないけど、あえて『アデル』と比較するなら、同様のシーンについて、『アデル』は美しく(絵画的に)撮っていたけど、『お嬢さん』は気持ち良く(感覚的に)撮っているなと感じた。
Nioto

Niotoの感想・評価

4.0
18禁映画ってすごいな………………エロいけど、なんか嫌なエロさではなくて綺麗だと思ってしまうような感じで観ていて惚れ惚れとしてしまった。
ストーリーも面白くて一部の終わりで「ファッ?!」ってなって、二部で「なるほど」ってなって、三部で「(☝ ˘ω˘)☝ふぅー!!」ってなる感じ。気持ちの良いストーリーだった。
和洋折衷の建造物とか、自然とか、女優さんの髪型や衣装など至る所に西洋と日本と韓国それぞれの美しさを感じた。
ラストの夜の船内のシーンは本当に本当に綺麗だった。
拷問シーンは割とスプラッターだけど血の飛ぶ量はそれほど無い。新感染の時もそうだったけど、韓国映画は多分血がそんなに好きじゃないのかな?でも確実にヒイィってなるシーンだった。
Ibe

Ibeの感想・評価

4.0
全体を通して過激な内容だったけど、映像表現や役者の演技にはとても品があって素晴らしかった。展開的には第1部のラストから一気に面白くなって目が醒めた。
磔刑

磔刑の感想・評価

4.4
「快楽は虚構の中で」

いやー頭おかCー。いや、マジ狂ってるでしよ。題材的にスゲー下品な話なんだけど、上品に仕上げてるのは感心するし、だからこそ鑑賞と賞賛に値してる。やっぱ近年の映画クオリティにおいては兄さんの方が優れてて感心する。でもなんか一回観ただけで胸焼けしそうで2回観たいと思わんから不思議やね。

話は鈍重やし、イマイチ登場人物に感情移入できへんから退屈に感じる部分はあるんやけど、ビジュアルの美的センスが高くて視覚的に楽しめた。ロケーションやセットの美しさ。それとセックスシーンの大胆さ。後者に至っては大体下品極まる内容なんやけど、美しさを感じるように演出する辺りが兄さんの技量の高さを物語ってるね。
日本独自のSM文化や春画をリスペクトし過ぎて作られた感が強くてその変態加減の熱量の高さも日本人から見てても圧倒される。春画の一番スゲーって部分にやっぱタコ持ってくる辺り「あぁ…やっぱタコなんや…」って謎の納得感あったね。自分的には触手プレイは性癖の琴線に触れないが。

終盤のエロ小説大量破棄するシーンはカタルシスあった。エロ漫画家のツイッターに突撃するフェミさんのブチギレみたいで。そりゃやっぱ創作とはいえ女性からしたら愉快なもんじゃないのは確かだしね。ましてはそれを強制的に読ませるわ実践するわって倫理観の許容範囲超えてるよね。やっぱエロ文化はアンダーグラウンドで人に迷惑かけずに活動してこそ許される文化だわ。私的にも声の大きいオタクって嫌いやわあ…。

あと、今作のテーマって創作物と現実を混同した人間の愚かさだと思う。ほら、エロ漫画やAVに感化されて実践するバカってごくごく稀にいるやん。そういうバカにならないように警告してくれる反面教師的な作品。
でもたまにエロ漫画が性犯罪を増長させるってロジックで規制強めようとする人っているやん?そこに対する皮肉も多分にあると思うよ。だってこんだけエロ漫画が氾濫した日本の方が他の規制が強い先進国よりも性犯罪率少ないからね。つまり、規制を求めてる人間こそフィクションと現実の区別がついてないんじゃねぇかと。

日本人がゴリゴリのヴィランでそれを韓国人が描いてるって構図は余計な勘ぐりを生みそうだが、悪意があっての事ではないと個人的には思えた。たしかに日本人である意味はそれほどないとは思う。日本文化に感化されたヤベー韓国人でも成立するからね。でもこの異国の人間による悪行って構図はホラー映画としての訴求力を高める上では非常に重要なんよ。
『テキサスチェーンソー』のような田舎に行ったら襲われた系。『ホステル』や『食人族』のような海外行ったら襲われた系。このよくある二つの構造で共通するのは自分の住んでる地域や国とはかけ離れた場所で惨劇が起きる点。つまり、知りもしない場所で起きる事なら“ありえるかもしれない”って納得感を鑑賞者に促す作用があるということ。
今作が仮に日本が舞台なら「そんなやつ日本にいねーよ」って一蹴するだろうし、おじが韓国人の設定だったら韓国人も同じように思っただろう。だからそこ、韓国人目線での異形の人間が成立する日本人でなければ作品の説得力は成立させることはできない。だから決して日本人に対する熱いヘイトじゃないので、その辺は理解してあげないとね。

エロを題材にするとどうしても話が安っぽくなる。『アイズ・ワイド・シャット』みたいに。でもそうはならず、映画としての見応えと芸術性を併せ持って完成させてるのには感心させられた。とにかくこんな変な題材を強い熱量を持ってここまでのクオリティに昇華してるのは単純にスゲーなと思った。めっちゃ完成度と芸術性が高い広辞苑ぐらい分厚いエロ同人誌を読んだような感覚。
でもホント韓国映画って鑑賞後謎の疲労感に襲われる。だから韓国映画ってだいたい年一作ぐらいしか観いへんし。つまり次は『パラサイト』が円盤化まで無いってことだ!!えっ?今劇場でやってる?ヤダよバカデケースクリーンで観たら精神どうなるか分かったもんじゃねーわ!!!
く

くの感想・評価

3.6
思ったよりもエロい。
実際絡んでるところもだけど、いわゆる春本にもモザイク掛かってた。

お嬢さんと侍女の絡みが割と過激

でも3部構成でそれぞれ最後にどんでん返し的な展開があって、割と楽しめる。

私は侍女の方が好きだった。
Sachiko

Sachikoの感想・評価

3.6
正直シネマトグラフィありきの作品であり、三部構成になっているが特にどんでん返しなわけではなくあらかた予想はつく。
人によっては嫌悪感が出るシーンも多めだが、ただただキムミニが美しいし衣装やイギリス様式と日本様式が混ざった建物も見事。
あえてかはさておき独特のなまりの日本語には一種の色気がとても感じられて私的には良かった(それを酷評してる人もいるが)。

このレビューはネタバレを含みます

内容にも本題にもマッチした、良い邦題。中身は三部作に分かれていて、2時間ちょっとぐらいの普通の尺の作品なのに長さを感じる。内容としても結末も面白いのに、長く感じるということは無意識に中盤でどこか飽きてる部分があるのだろうな。
簡単に言うと下ネタのオンパレードだが、ゲイをテーマにした作品が増えている中、レズビアンの話を盛り込んである少し(?)珍しい話。最後に男が口を割らなかったもの、主演2人の関係を羨んでとった行動なのかなぁと思った。決して綺麗とは言えない内容だが、話の流れに反してハッピーエンド。
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