プロットがよく出来ていて、描かれる世界も面白く、美しいシーンがいろいろありました。
ただ、残念ですが、映画の世界に十分に入り込めませんでした。朗読やエロシーンのエロさが上がり切らないことや、コミカル成分が意図したもの以上になってしまったことが要因でしょうか。
日本語台詞は、日本だけで字幕ではなくダイレクトに聞くことになりますが、自然さがないのは勿論、朗読などの卑猥な言葉の響きが、字幕や異国情緒のある音を通じて想像力を働かせて感じる状況と大きな違いが出てしまうのかもしれません。
ほとんど情報なしで行ったのですが、満席で女性客のほうが多かったので、どんな映画だろと思いながら観たのですが。。観る人によって色んな感想が出てきそうですね。