トンデモ映画がまたひとつ。とても面白かった！
舞台は日本統治時代の朝鮮、「上月」という和名を手に入れた朝鮮人とその姪秀子(お嬢さん)。春本を朗読する美しい秀子の口から発せられる放送禁止用語…これ日本人が普通に言っていたら聞くに耐えないはずなのだが韓国訛りの変な発音なのでクスクスしちゃう。
珠子が秀子の尖った歯を削ってあげるシーンに溢れ出るエロス。お嬢さん美しい…。
3部構成の物語は蓋を開けても開けてもまた箱、的なネタバレ入れ子構造になっていて最後まで破綻なき驚きの展開。めくるめく官能と耽美の世界を楽しみました。
パク・チャヌク監督作品初見です。過去作も是非見たい。
