このレビューはネタバレを含みます
今まで見てきた映画のなかで、個人的最高クラスの映画でした。こんな映画を見ることができて、僕は大変に幸せです。あの中東の感じも最高だった。
弱さ、強さ。
教室で教え子に父がいないとわかってからの、あの感じ、やっぱり弱い。
スパゲッティを食べていて、子供に強く当たれないけれど、やっぱりだめな感じ、なんだか弱い。
お金を最後には返しちゃう感じ、やっぱり弱い。
復習もできずに最後は死んでしまった感じ、なんとも言えない感じ。
弱さと強さって背反的だし、よく分からない。
僕が監督だったら、ラストシーンは、あの救急車のシーンにして、
救急車のサイレンを流しながら暗転させて、サイレン音を段々と遠くにしながら次第に無くし、車が道を走り抜けていく日常音だけのエンドロールに持っていきたいな。偉そうにすんません。
女性目線でこの作品が、どう見えるのか、とてもとても興味がある。
いずれにせよ、もう三度は見たい、個人的には素敵な映画でした。見てよかった。ほんと見てよかった。