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オリ・マキの人生で最も幸せな日のdemioのレビュー・感想・評価

3.5
アキ・カウリスマキの映画のように、主人公の無様さ(社会が求める緊張感に同期できずにいる弛緩した様)をリアリズム演劇調にえがくことで進むけど、社会が強いる緊張感のほうこそ空疎な信頼ゲームに過ぎないという反転が組み込まれているのに感動する。
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