エアール

キル・コマンドのエアールのレビュー・感想・評価

キル・コマンド(2015年製作の映画)
3.5
殺戮マシンの暴走は止まらない!!

とある孤島の研究施設へと
送り込まれた海兵隊員たち。
軍事ロボット相手に戦闘訓練を進めようとする彼らに
暴走し殺戮マシンと化したロボットたちが
容赦なく襲いかかる。
勝つのは
”人間”か、それとも”ロボット”か?


こちらの予想をはるかに上回るコード進化を遂げて
標的も人形から生身の人間へ、
とことん彼らを追い詰めるリーダー格ロボットの脅威ときたらね、笑


学習・分析・再プログラム化
コードネーム SAR
これも機械学習の道半ば、と。。
膨大なデータの取得と反復学習を繰り返すことで
こちらの想像を超えたマシンになってしまった!!
将来こんなことが起きてももはや不思議ではないわけで、笑


さて
前例のない再プログラム化を感知したことから
ビュークス大尉率いる部隊と設計者である技師 ミルズが
機器のテストと観察のため
ハービンジャー1訓練施設へと派遣されるところから。

テスト期間は2日間、
実弾を用いた実戦形式の戦闘訓練、
訓練対象となる量子ロボット、
改造が施されたマシン、
謎の通信障害、
ひとり、またひとりと消える、ほいで命を落とす隊員たち、
襲われた施設と多数の犠牲者たち、
戦術を学び即座に応用へ、人間を圧倒するロボットたち、
命令違反エラー、
僅かな希望を胸にロボットとの最終決戦へ…


技師 ミルズを演じたヴァネッサ・カービーはもちろんいいんですけど、
個人的に注目したいのは
海兵隊員のひとり、唯一の女性隊員 ハケットですね。
演じたケリー・ゴフは美人さんとして知られる女優さんで
こうして映画で観られるのもなかなかレアですからね〜
要チェックですよ〜


全体的に内容もシンプルですし
素直に楽しめるSFスリラーとなってるんじゃないかな〜と思います。
ボディに付着する人間の血と
闇夜に不気味に光るあの目が
堪りませんな〜これが、笑
エアール

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