その女諜報員 アレックスののんたのネタバレレビュー・内容・結末

女が屈強な男に互角に立ち向かうにはそれなりに納得させるものが要ると思うが、そのリアリティはない。孤独に悪に立ち向かう主人公みたいな感じだが、そもそも過去に自分のミスで一般人を爆死させてしまいCIAを辞めさせられ、落ちぶれて銀行強盗して仲間と揉めている時点でキャラ的に格好悪いし、走り方も格好悪い。
敵と格闘して相手が死んだわけでもないのに、仲間を気遣っている間に回復した敵にまた襲われるというシーンが映画にはよくあるが、子供を助ける場面でそれが繰り返され辟易する。
黒幕としてノークレジットでM・フリーマンが出てきてびっくりさせられるが、直接対峙するわけではなく、続編があるような終わり方をする。