タイに1年近く滞在してるんだけどタイの中にあるゆるさの正体はこの映画に描かれているような死生観にあるのだなと思った
盛り上がる場面があるわけでもなく、ただゆったりとした時間が流れるだけなのに最後まで観てしまった
会話にユーモアがあると思うけれどその辺のタイ人の会話ってこの映画の感じとあまり変わらないと思ってる
近所のおばちゃんおじちゃんがたまに外国人でタイ語もろくに話せない自分を食卓に招いてくれたりするところとか他者との境界線の曖昧さをあらわしてるよなとか
難解な映画って声もあるけどタイの漂うマイペンライな空気感を知ってる人からすればタイっぽいタイ映画だなぁと感じられるだろうしそれが分かる人であれば難しい表現わからなくても十分楽しめるかなと笑