ブンミおじさんの森の作品情報・感想・評価

「ブンミおじさんの森」に投稿された感想・評価

櫻

櫻の感想・評価

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緑の葉を風が揺らす、こちらへおいでと手招きする。青白い光がやさしく染み込んだ森の中を歩いていく。虫の音が響いて、脳をぐわんぐわんと振動させる。深い深い洞窟に辿り着いた。でこぼこした岩の温もり。見上げれば月がきれいに浮かんでいる。思い出した、私はここで生まれたのかもしれない。あの頃の夢が蘇った。懐かしい。ここへ還っていくのかもしれない。いいや、違うかもしれない。ぼんやりとも、ゆらりともせず、自然に眠りにおちていくように、いつか終焉がやってくる。ねえ、どこへ行ってしまうの。どこへ行こうか。君に会うにはどこへ行けばいい。君は消えてしまうの。わからない、私たちは流れていく。

生きていることは、変わっていくことなのだと思う。死んでしまうとは、変わらなくなることなのではないだろうかと考えながら、夢におちていくことにする。夢を見ることと、死ぬことも似ているのかもしれない。
Y

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4.5
不思議な映画やった。映像が綺麗で、雰囲気もよくて、長いワンシーンに毎回引き込まれた。
ooの

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4.4
フェイと精霊となった息子を光から闇で写し、生きるものを闇から光で写す食卓。
あらゆる境界は融解し二元論から遠く離れ続ける。
映画史上最も美しい入水のひとつ。
s

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3.8
何故かノスタルジーに襲われる。人が生きて、死んで、その繰り返しで歴史は積み重なってきた。死んだ者たちの人生に思いを馳せる。
あ

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4.0
ふつうにアピチャッポンだった。カメラ固定、静かなシーンが多いけど必要なことは喋ってる。寝ちゃうけど間が持つのは自然のおかげ?死んだ人とふつうに話してるのいいなあ
fmofmojimo

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3.6
重い糖尿病を患ったブンミの森の中の農場に、義妹ジェンとトンがやってくる。3人で食卓を囲んでいると、19年前に死んだ妻フェイと、その13年前に行方不明になった息子ブンソンが猿の精霊に姿を変えて現れる。
タイの霊的な世界が身近な感覚が新鮮。
カルマ、幽霊、精霊、瞑想、死後の世界、未来。

カメラ越しと言うより、だれかの目線で、ずーっと見てるような、変な感覚。
時間感覚もない、現実感もない。

感情があまり表現されないからそう思うのかもしれないけど、淡々と受け入れていく彼らの許容力の高さ。

変な夢を見たあとのような、なんとも言えない、けど不快ではない、不思議な感覚。
sawak

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4.0
4回寝落ちてやっと観終えたけどやっぱ不思議。

カルマやアニミズム、輪廻転生、森と日本人に親しみ深そうな題材でいて、結局理解が追いつかない難解さがもはや面白い。雰囲気鑑賞で十分いいのでは、これは。
だんご

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3.4
わかんない映画

タイの生死への考え方とかカルマとかはおもしろかった
葬式の電飾?も
葬式ってしみじみしなきゃいけないのか?喪服ばかりじゃなきゃいけないのか?
わたしカラフル好きなんだけどな〰️

生きているものに引き寄せられる猿の精霊とか、死んだ妻が現れるとか、息子が毛むくじゃらとか、わからなすぎるんだけど
境界をこえていく感覚がリフレインされる映画
2回行って2回とも同じシーンから寝てしまい、それでもこれは良い映画だと思って、3回目でやっと全部見れた。3回ともジャック&ベティで、お金落としたり財布を忘れてきたりして、それもまた忘れられない
scotch

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2.0
退屈。ただひたすらに退屈。
死にかけのブンミおじさんが主人公?どうでもいい登場人物のようでもある。
普通にいる幽霊。恐怖赤目生物。鯰に身を捧げる王女。幽体離脱。時におっ!と思っても何の進展もない。
どういう意図で制作したのだろう?謎。私にはさっぱり分からず。エンドロールにまで謎の音(笑)
これがパルムドールだって!批評家たちもまた謎。
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