夜飯

全員、片想いの夜飯のネタバレレビュー・内容・結末

全員、片想い(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

8つは多いかな〜〜〜〜〜〜
映画館だったら少し違うのかもしれないけど、6つぐらいでよかったかもしれない。結末ちゃんと締めて欲しいと思った話もあったし、構成は好みじゃなかった。

最初の中川大志の話、よくある話だけど撮り方がとても良かった。二手の道から一緒になる付き合う前の主人公が期待している時と、中川大志に彼女が出来てひとつの道から二手に分かれるのを引きの絵でわざと撮っていて、やらし〜な〜!と思った…。そんなまざまざと…苦しいよ…苦しい…。
あと、カラオケでの出会いとかをあからさまに回想で出すのではなく、会話であー…なるほどなぁってさせるの何気に好き。それだけ主人公にとって、思い出したくない考えたくない目を背けたいことだったんかな。
最後、あのめちゃくちゃ綺麗な浜辺で砂だらけになりながら無言で抱きしめるのグッときた…。言葉にせずに伝えて、でもおどけてなかったことにしてあげる優しさを感じた。

広瀬アリスちゃんの話も好きだったなー!全然喋らないからなに?と思ったけど、その説明もくどくなくてよかった。好きな人の結婚を、ちゃんと最後幸せを喜べるほど成長して、大人になったね…って。よかった。

新川優愛と志尊淳の話もすき。あれどうなったんだろう。片思いの話だから結ばれなかったのかな。気になる。

毛色が違う片思いの話を集めたという意味では面白かったし、楽しかった。1本の映画としてどうかと言われるとどうかな。深夜帯の30分ドラマでも収まる感じはある。

恋愛映画好きだったらおすすめ…かな?
夜飯

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