X-MENシリーズ10作目、スピンオフ『ウルヴァリン』の3作目、最終章。
何気に『X-MEN』公開から17年も経ってました…
そりゃヒュー・ジャックマンも歳を取るよね…
それでは、何が起こるのか全く知らないけどいってみよう。
-ミュータントの大半が死滅した2029年
長年の激闘で、不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、生きる目的を見出せず、老衰したプロセッサーX(パトリック・スチュワート)の看病をしながらひっそりと暮らしていた。
ある日、ローガンの前にガブリエラという女性が現れ、ローラ(ダフネ・キーン)という少女をある場所まで連れて行って欲しいと頼む。
組織に追われているローラを意図せず保護してしまったせいで、プロセッサーXを含めた3人の逃避行が始まる-
“少女と刻んだ、最期の爪痕…”
なにこれなにこれ?
今までとテイストが全然違うんですけど?
設定は近未来だけど、SF感一切ナッシングのザラついたアクションロードムービー。
レギュラーキャストは、ヒュー・ジャックマンとパトリック・スチュワートのみ。
この辺り、キャストで盛り上げようって試みが一切なく、ストーリー勝負だと言わんばかりだったし、だからこそローガンとローラの2人が際立った。
そんな中、ヴィラン側の組織の部隊をまとめるリーダー的存在の彼。
このボイド・ホルブルックって人…めちゃくちゃイケメンじゃん!!
なになに?エリザベス・オルセンの恋人だったの?許さん!!
なになに?だいぶ前に別れてる?よしよし、それでいい。
しかしイケメンやな…
てか『ゴーン・ガール』に出てた?全然思い出せん。
完全に話が脱線しましたが、ほんと今までとは一線を画す本作。
アクションも、肉弾戦ありカーチェイスありで見応え十分だし、描写も首や腕が飛んだり、爪が首から脳みそ貫通したりで、子供には見せれないかも。
どう展開していくのかが読めそうで読めないままクライマックスへ。
ここまでX-MENシリーズを引っ張ってきたヒュー・ジャックマンから、この17年間の想いが伝わる渾身の演技。
この作品は、X-MENをリアルタイムで追いかけてきた人に、どう映っただろう。
ワタシは思い入れが浅いけど、それでも感動したよ。
なんか『エンドゲーム』まではいかないにしろ、喪失感がハンパない。
とにかく、ヒュー・ジャックマンに「ありがとう!!」と100万回伝えたい。
最後の最後までムキムキだったよ!
でも、7月公開の『デッドプール&ウルヴァリン』にヒュー・ジャックマンのクレジットありますね?
どゆこと?