『X-MEN』シリーズには想い入れないし、あまり好きなシリーズではありませんが、一応全ての『X-MEN』シリーズを見た中で本作品が、シリーズ史上大変にヘビーな内容で、大変に良作品でした。
ローガンを扮するヒュー・ジャックマン、チャールズ・エグゼビアを扮するパトリック・スチュワートも本作品で最後なら本望でしょう。
最初から最後まで、ミュータントの存亡、ミュータントのとしての危険、また、ミュータントとしても年をとるなど、全シリーズ通して人間味溢れる内容や演出で大変に良かったな・・・
特に今回のテーマとなる子役のローラ扮するダフネ・キーンが大人顔負け演技に見ていてある意味度肝を抜かれる。
監督のジェームズ・マンゴールドって前作品の「ウルヴァリン：SAMURAI」や他の作品が毎回いまひとつなので、今回も特に期待はしていませんでしたが、しかし、本作品で、従来の『X-MEN』シリーズには終止符が打たれるんだろうが、新展開としてのプロローグ的なニュアンスも感じる。
