ゆっけ

LOGAN ローガンのゆっけのレビュー・感想・評価

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)
4.5
いやー、こういうバディものというか、親子ものというか、好きですね。

SF的なアクション=アメコミのイメージを変えてしまうような骨太ヒューマンドラマでした。

『レオン』のように、少女を守るという筋書きが分かりやすいのに加え、X-MENシリーズの人気キャラクターで、不老不死のスーパーヒーロー”ウルヴァリン”が、今や無敵の治癒能力が弱まり、足をひきづるような老体になって、タクシードライバーで小銭稼ぎしているんですよ。

冒頭のシーンだけで胸が熱くなります。
認知症のおじいちゃんをかくまっているだけでなく、そんなときに、ローラという少女をも守ることになるのですが、この3人が車を走らせるロードムービーになります。

この雰囲気最高です。
また、ローラという少女は、めちゃんこ強くてR-15の残虐シーンたっぷりなのですが、『キック・アス』のクロエちゃんなみに、良い顔してます。バイオレンス描写を徹底しているところが”オトナ”要素を盛り込み大変良いと思います。

静かな哀愁漂うロードムービー要素もありながら、アクションもたっぷり見せる、しかもそのアクションがやたら超能力的なものを見せないのがいいですよね。西部劇的な潔さを感じさせます。

遺伝子操作されて生きる子どもたち、迫害を受ける子どもたちの人生も考えさせられます。社会派要素もあり、親子愛もちゃんと見せる。そして、とにかく切ない。大変満足な映画でした。

ここまで書いてあれなのですが、自分、X-MENシリーズを全く観たことがありません、、、、
そんなひとでも楽しめる良作でした。