魯肉飯

映画よ、さようならの魯肉飯のレビュー・感想・評価

映画よ、さようなら(2010年製作の映画)
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25年間シネマテークで映画と共に生きてきた男の話
映画『生きる』のパケに鍵を入れたり、デスク横に『乱』のポスター飾ったりと、黒澤明が好きみたいだ
館長が観客にとって映画とは何か語るシーンがホルへの動きに繋がっていてよかった
バスに乗って1人流れる景色を見てるとより泣けてくるのってなんでなんだろ
走りゆく車とその狭間で足踏みし立ち止まるホルへ、突撃ラッパの音が鳴り街行く人と逆行して早足で歩く
嘘は我々を偉大にし美しくするって話から、生き生きと動き出す様はまるで水を得た魚のよう

シネマテークというひとつの映画が終わるとき、ホルへの心は動かされた
そして、自分の人生、ひとつの映画はこれからも続いていく
魯肉飯

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