魯肉飯

異人たちとの夏の魯肉飯のネタバレレビュー・内容・結末

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作→異人たち→本作の順に。お盆という短い狭間に訪れた不思議な出会いと別れ。
あまりにも浅草の原風景が抒情的で本懐に溢れてる。片岡鶴太郎のちゃきちゃきなべらんめえ口調と動きが良い。秋吉久美子の手持ち花火のようにパッと明るく灯火のように消えていく自然な雰囲気も。
地下鉄や歯医者のシーンの辻褄の合わない夢感や淡々とした日常感がちぐはぐで好き。
原作に比べてケイとの心の繋がりや対話の描写が少し希薄に感じられた気もするけど、元々の発注がゾンビ映画だったらしく怒涛の演出も味かな。
異人たちのパンフに夫婦役二人の対談が載ってて面白かった。
原作感想メモ https://booklog.jp/users/pichibe/archives/1/4101018162
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