No.3607
天才変態監督メル・ギブソンの真骨頂。
この人には、悲惨すぎる描写は少し抑えようとか、そこまでやったらやりすぎかな、とか、そういう感覚が基本的に欠落しているw
もちろん戦争映画で、架空の戦いではないわけだから、リアリティを大事にするというのは大前提だが、
それにしても描写が容赦なさすぎて言葉が出ない・・。
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体が細くて頼りなげなガーフィールドが演じたからこそ、尋常な感覚では理解できない不屈の精神が、痛々しいほどに伝わってきたし、
また、その彼の人格形成に大きな影響を与えた、父親役のヒューゴ・ウィーヴィングの演技が凄くて痺れてしまった。