銃を持たないと誓った米軍衛生兵の活躍を描いた実話ベースの作品。
ノンフィクションものとしては珍しく、内容と展開が非常に豊富で見応えがあった。
幼少期の話から軍での訓練、恋愛、戦場でのアクションなど、多彩な要素が詰め込まれていた。
その所為か分からないが、ザ・演出といったシーンもいくつかあり、もしかしたらノンフィクションとしては比較的脚色が多いの"かも"しれないと感じた。しかし、1つ1つが丁寧に描かれていて、観てて引き込まれたし中弛みもなかった。
ベタではあるが、最初は臆病者とバカにされていた主人公が、揺るがない信念と誰も真似できない行動から段々と周りから認められていく様はとても心地良かった。ラストもエンディング含め感動できた。ただ割と宗教色が強いので、キリスト教徒だったらもっと深く理解し感動できたのかなとも思った笑
感動に加え、舞台が沖縄なので、日本人が死んでも悲しいし、メインとして描かれ感情移入しているアメリカ人が死んでも悲しいという若干複雑な心境でもあった。
