サリンジャーはライ麦を読んで、いまフラニーとズーイをちょうど読んでいたくらいですごく好きって訳じゃなかったけど、やっぱ作者のコンテクストを知った上で読むのだと違うなぁという気持ち。
映画自体は真新しいことはなくてホルトくんがイケメンで、サリンジャー の小説自体が持つ息苦しさはだいぶ削いだ大衆的なもので少し物足りなさ、、
フラニーとズーイを読みながら感じてた読みづらさに落ち込んでたけど、村上春樹の文章を読んでから読むと、それこそこの映画で削がれたもっとジメジメしたものに近づきやすくなるんじゃないかなと自分に言い聞かせる、、
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