猫

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールの猫のレビュー・感想・評価

3.4
うううーこれは…
面白感と不快感が紙一重。
判るような気もするけれど
イライラ感もあり。
やっぱりオンナはそれですか?みたいな。
と言うより
自分がすでに「love」にのめり込むお年ではなく、
そんな気持ち、もー忘れちゃったよー
というのが正解かも?苦笑。
それでも、騙す?方ものめり込む方も同等で
そういうのを望むからそんな相手なんでしょう?…というか。
発覚場面で言う
水原さんの台詞が
やや説教臭さあり。
確かに
相手がどんな人なのかは
観ている自分の考えによるものだもんね。
昔、心理学の本で読んだよ。
Aさんが、”Bさんは、こういう人です"と言っているのはBさんの性格を表しているのではなく
Aさんを表しているのだと。

最後の立ち食いそば屋のシーンは、
妻夫木君(大根仁)が過去の純粋で単純でおバカだった自分を懐かしんでいるように感じた。

例によって、安藤サクラは美味しい役でした。
さり気ない江口のり子さんが良かった。新井君(少し太った?)が妙に普通の人に見えた(笑)
松尾スズキは、やっぱり松尾スズキだった(笑)

 2017.09.17 TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞
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