ただ魔性の女にダメ男が振り回される話と見せかけて、最後はちょっと切なさも残る余韻があるのが良かった。
内容うっすって思ってたけどちゃんと残るものがあったし、音楽がたくさん流れるので奥田民生を少しでも良いと思ったことのある人は楽しめると思う。
なりたい自分ではなく、相手が求める自分を理解してそのような自分になれば、それを自分が割り切れれば、人生はうまくいってしまうということ。イージューライダーの”うまくやり抜く賢さ”ってそういうことでもあるのかな〜。
あかりは何と言ったら相手が喜ぶかを理解してそれぞれの男に対してその通りに振る舞っていた、それを見てなんて自分勝手なんだろうと思ったけど、結局そういうことなんだよな〜
蕎麦屋で以前の自分と向かい合って食べるシーンが良かった。
どんな自分であろうとコーロキには奥田民生という軸があって、奥田民生を好きな自分を、誇りを持って好きだと思えるのだから、それって結局いちばん最強なのではと思う。
妻夫木くんやっぱり上手いな〜〜
