下町のズベ公グループに属する女性（五十嵐のり子）が、ライバルとの熾烈な抗争を繰り広げていく。チンピラの生態を描いている、日活ロマンポルノ。プリマ企画製作。

東映の女番長シリーズと大同小異だが、幻想譚としての楽しみ方ができる東映作品に比べると、本作はチンピラの描写がリアル路線。彼らの恐喝行為には本当に厭な気分にさせられるが、「不良の生態を語っている作品」として割り切ればオッケー。

腹筋を使って啖呵を切ることができる女優が少なく、なおかつケンカの効果音が手作り感満点のため、随所で笑いを誘われてしまう。その反面、殴られ続けるうちに鼻血が垂れてくる様子をワンカットで描写したりなど、ブラッディな演出が冴えている。

超低予算映画ながら、エネルギッシュかつソリッドな雰囲気を湛えている作品。「ゲリラ撮影の妙」を堪能することができるし、五十嵐のり子の毅然とした佇まいも脳裏に焼き付く。

• #エロ映画

今やセミがついてもドキュメンタリーとは言えないぐらいだと思うけどゾクゾク感はあるよな。
最初登場した2人がかわいい感じだなと思ったけどすぐ後から目が据わった人ばっか出てきて完全にブルった。
やっぱパーマ盛って眉剃るのが迫力だな。
あとあそこをボックスって言うの渋すぎ。

スケバンのエロスとバイオレンス。どこまでドキュメンタリーか判らないけど、しらけた顔して激しい衝動と誰も美人じゃないのがすごく良かった。ショートのパーマもロングのパーマも、セピア色の街の風景もいい感じの昭和感だった。森崎東の映画看板があった。オークション形式の売春乱交パーティからのラストがかっこいい。