それは、公園で見つかった音楽の物語。
井の頭公園の脇に建つアパートに住む大学生の純。恋人と別れたり、留年の通知が届いたりと上手く行かない日々。
そんな時、純が住んでいたアパートにハルが訪ねてくる。
ハルは50年前にそのアパートに住んでいた父の昔の恋人である女性を探していた。
純はハルと共に女性を探すなか、女性の孫であるトキオと出会う。しかし、女性は亡くなっていた。
数日後、トキオは遺品の中からオープンリールのテープを見つける。
そのテープには途中までしか録音されていない歌声が入っていた。
純、ハル、トキオはその歌を完成させようと取り組み始める。
是非見てもらいたい！
井の頭公園100周年記念としてつくられた今作。
青春映画として凄く爽やかで、ポップな音楽や自然の音が心地よく耳に流れて行く。
主役の三人も実力派を押さえてるだけありとても素晴らしかった。
特に橋本愛さんの魅力に毎回首ったけ。
プロローグでのコチラに向ける笑顔でガツンと心を奪われてしまう。
三人の青春模様を描き、井の頭公園の過去・現在・未来が交差する映画表現に目を奪われ、ラストには映画作品ならではのカタルシスを体感させられた。
もっと、三人の姿を楽しんでいたい気持ちにさせてくれる、映画好きにはたまらないサプライズ作品！
素直におすすめしたい！
見れる機会があるならば、是非見てもらいたいくらい好きになった作品です。
