ハレ

鋼の錬金術師のハレのレビュー・感想・評価

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)
2.5
イタリアの美しい街並みの中で、日本人があの手この手のコスプレをしている事を楽しめる映画。
冒頭の子役エルリック兄弟や石丸謙二郎のコスプレも光るが、もはやコスプレでも何でもないシンプル日本人な本田翼や國村隼、大泉洋をお出しされるのも心地よい。と思いきや終盤國村隼の真面目コスプレも見れてこちらも最高。
町の人のコスプレ日本人感もとても良い。
極まっているのはリザ。脇役と思いきや終盤出番が多いので色々なシチュエーションで違和感を楽しめる。
 
演出・アクションといった作品の幹は特に見るべきところはない。
クライマックスでご都合主義的に次々に悪役が死んでいったり、敵が主役側の会話をじーっと待っていてくれているようなシーンが没入感を下げる。アルフォンス、ラスト、エンヴィー、タッカーの演技は良いだけに構成の下手さがもったいない。
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