研究に必要なのは時間と資金、恋に落ちるのに必要なのは一瞬。
物理研究者のジムは二人の仲間と一緒にタイムマシンの研究中。スポンサーを招いた実験は半分成功し、興味を持ったスポンサーは機械の所有権半分と引き換えに援助を申し出る。
そんな実験の日、彼が出会ったのは謎の美女アビー。どこか怪しげな彼女に惹かれて、ジムは実験のことなどをつい話してしまう。彼女がスポンサーと繋がってると薄々気づきながら……。
なんか何の実験してて、どうなったら成功なのかもよくわからん。私が開始五分で眠気を覚えてうとうとしてたせいだったらごめんなさい。
軸となるSF部分がよくわからんくてあやふやなまま話が進んでいくのに、そこに突如恋に落ちたジムとアビーの恋模様が絡んでくるから更によくわからん。
しかも好きとかは明確に口に出さないから、遊びの体の関係かと思いきや、終盤くらいで「あっ、マジでこいつらただの一目惚れ！？」となったよ。
大人なんだから素直に最初から好きって言えよ！
というわけで、タイムマシンがどうなるかより二人の恋模様が気にかかってしまって、なんかすごく気が逸れる。
タイムマシンを完成させるような天才のくせに、ジムの行動がすっげぇ感情的で馬鹿なのも気になってしかたない。
もうちょっと天才らしく振る舞ってほしい。
結局、この映画のメインはなんだったんだ？私は最初にうとうとして起きたけど、旦那は途中から完全に寝ちゃったぞ。
ラストまで見て一応の伏線が回収されたところで、ふーんていうか、制作者の自己満足しか感じないと言うか……。
タイムループもの好きなんだけど、これはかなりヤバい。
