「君の名前で僕を呼んで」で思い出し再鑑賞。ゲイであることを特別に描かない、自然に恋に落ちるし、偏見の視線もない…でも差別の無い世界が描かれているわけじゃない(言い方が難しい)という点で似てる気がする。オマールとジョニーも互いの名で自分を呼んでほしいと願いそうなふたりだと思う。
改装オープンの日の夢みたいな一瞬がすごく素敵。マジックミラーの奥で結ばれるふたり、明るい店内でダンスを踊るふたり。
資本主義によって成り上がる移民、貧しい労働者階級の白人によるナショナリズム、中東の家父長制による女性蔑視‥等々社会的な問題が描かれる中で、オマールとジョニーの恋だけはエアポケットだ。ラスト思わず、え?っと言ってしまう。でもだからこそ心に残るんだろうな。とても好きな映画。
レンタルに無いから見れないと思ってたけどAmazonにあって嬉しい。