まー

アリータ:バトル・エンジェルのまーのレビュー・感想・評価

3.9
敬愛するJ・キャメロン脚本というだけで随分前から期待していた作品。

正直に言うと期待値を上回ることは無かったけど
見応えは十分あった。


そしてキャメロンがメガホンを取っていたら
また少し違ったのかなぁ?
と淡い想いが胸を霞める。



日本のコミック「銃夢」が原作


ヤンジャン連載時パラパラと見た記憶はあるけど読破はしていない。

昨今日本でも漫画原作の映画が乱立する中、グーで頭を殴られたかの如く、ハリウッドの力をまざまざと魅せつけられる。

アリータの造形(特に目)は賛否両論あるみたいだけど、ボクは全然ありだと思うし、こうする事によってキャラクターが際立って見える。

尺の関係上いきなりバトルエンジェルを発揮しちゃうあたりはご愛嬌。

日本語吹き替え版では是非とも野沢雅子さんあたりに

「テメェふざけてっとぶっ飛ばすぞ!」


と息巻いて欲しいと思ってしまった。


偶然すぎる最強ボディとの会合。
あんなに毛嫌いしてたのにローラーボールに理解を示すイド。
中盤以降若干中だるみする脚本とあの終わり方。

一般作品より頭一つ出てるとは思うけど
完璧主義のJ・キャメロンの割には今回は荒削りに感じてしまった。

しかしこの世界観とジャンプっぽさは日本の映画には見習って欲しいと思う。






1番残念だったのは隣に座ったおっさんが湿布臭かったことなのは内緒
_(:3 」∠)_
まー

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