目が大きいアリータのデザインがどうも好きになれなくて、劇場鑑賞はスルー。観ている内に慣れはしたけど、好きにはなれなかったかなぁ。
思っていたより良かったり
思っていた通り悪かったり。
先ずはあらすじ。
没落戦争(ザ・フォール)から300年。世界は、空中都市"ザレム"と地上のクズ鉄町"アイアンシティ"に分断されていた。ある日、医師のイド(クリストフ・ヴァルツ)は、クズ鉄の山から少女サイボーグの頭部を発見する。修復された彼女は過去の記憶を失っており、イドによってアリータ(ローサ・サラザール)と名付けられ、イドのもとで暮らすようになる。
没落戦争、空中都市、モーターボール、機甲術【パンツァー・クンスト】、一輪バイク(ドラゴンボールのランチさんだ!)…。その世界観は、思っていたより良かった!!漫画原作なので、設定の良さを褒めるなら、原作を褒めるべきか。
でも、それを見事に映像化した上で、軽やかなアクションも、迫力満点のモーターボールも、良いじゃないか!!
アリータはフルCGのモーションキャプチャーで、生身の人間との共演に若干浮いてしまうけど、サイボーグだから良しとする。でも、身体は機械で顔だけ生身のキャラクター達はどうなの!?
ちょ、ちょっと、言っていい?
変じゃない??
これだけ多彩なキャラクター達が登場していても、正直「カッコイイ!」と思えるキャラがいない。
あと、アリータのボーイフレンドな。
刺される。
ああ!死んじゃう!
生首だけになってサイボーグ化。
でもやっぱり死んじゃう!
な ん や ね ん ! !
とびきりイケメンでもないし。
身体は機械で顔だけ生身の彼もやっぱりダサいよぅ…。
クリストフ・ヴァルツ演じるイドが、犯罪者を殺して治安を守る賞金稼ぎ"ハンター・ウォリアー"って言われても、ジェット噴射付きのオノに踊らされて、とても強いとは思えない。
空中都市"ザレム"は、その全貌を全く見せず、黒幕であるノヴァもチラリとしか映さず、天を仰ぐアリータ。
…続く。
ん?
続くのか?
122分の前振り!?
「◯◯先生の次回作にご期待下さい」
出た!!ジャンプの打ち切り漫画の最終回!!
映画も打ち切られそう。
続編ありきで終わられる映画はやっぱり好きじゃないなぁ。
終わってみると、思っていた通り悪かった部分の方が多かったかも。