映画ってのはこういうのがいいね。
CGだの特撮だのだって何も毎度毎度大爆発したり腕がもげたり頭が吹き飛んだりしないで、この映画みたいなもので充分に楽しめる。第一夢があるよね。
あちらこちらで瞼が熱くなり、涙が溢れてきたけれど、不治の病で余命いくばくもない若者の人生の終着駅近くの話で涙が出るわけではなく…悲しいとか可哀想とかではない涙、それが私の言うところの感動の涙なんだけど…自然に溢れてくるのね。
奇しくも自分の、人生のある1つの終焉を迎えるこの春にこの映画に出会えた事は決して偶然ではないのだろうなぁ…
今の迷っている、どこかに悩み?なのかな??を抱えたオッさんに、勇気とやる気を晴れやかな心持ちとともに時に強く、時に優しく諭してくれる様なお話。
映画はホントにテンポよくハラハラドキドキクスクスゲラゲラポロポロと流れて行き、ラストでは感動のピークに連れて行かれる。
観て良かった…観るように勧めてくれた家族に感謝である。
もし、勧められなかったら恐らく自分からは観に行かなかっただろうなぁ…
先日観た「ロイドの用心無用」へのオマージュ?なのか?と、感じるシーンもあったりしてね!(笑)