こんなに映画館で私まで踊りたくなったのは初めてだ。
と、この一文だけ下書きに残して、なぜだか続きを書かなかったらしい、1ヶ月ほど前に見た私は。これで終わってもいいのだけど、書いておきたいことは他にもあった気がする。
私は1作目のメリーポピンズの内容はほとんど覚えていなくて、傘でおりてきてみんなで歌を歌うことくらいしか記憶になくて、でもだからこそ良かったのかなあと思った。歌も全部楽しめたし、泣いてしまったし、最後の最後までとても楽しかった。前に何かの感想でも書いた気がするけれど、こういう映画が必要な時ってあると思うんです。もう何も考えたくなくなっちゃったとき、こういう映画が救ってくれる気がするんです。少なくとも私は、この映画を見たあと、サウンドトラックをiPhoneに入れて毎日登校する時聴いてました。
こんなんあるはずないだろ！ってこの映画に言う人っているのかな。全てが幸せに終わって欲しかったから、求めていたものがそこにあってよかった。でもだからこそ、あの悪役の男の人も風船で空を飛べたら良かったのになあと思った。
上手くいくことばかりじゃないけれど、下手くそなままだけれど、こういう映画を作れるなら世界は明るいなあって思いました。作るの楽しかっただろうなあ。
