まんねん

キセキ あの日のソビトのまんねんのネタバレレビュー・内容・結末

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【見るきっかけ】
最近GRe4N BOYZのLIVEに行ってきて、1ヶ月後に2回目のLIVE行くので知っておこうと思い。

【一言で紹介するなら】
GReeeeNがメジャーデビューするまでの物語。GReeeeNがどのように結成されたのか、なぜ歌手と歯医者を両立することになったのか、メンバーのhideとその兄JINの視点から振り返る。

【全体の感想】
GReeeeNの結成・デビューまでの軌跡が見えてGReeeeNを昔から聴いていた自分としては面白かった。
ただ、カット割が結構バッサリしていて「そこの描写もうちょっと欲しいな!」というとこが何箇所かあった。

【シーンごとの感想】
親が医者という厳格な父ということもあり、医療関係に進むしかなかったhide。
その中で自分の才能に気づき自分のやりたいこと「音楽」を夢破れた兄・JINのサポートを借りながらもやっていく、学業との両立って改めてすごすぎるな。
JINが才能を悟り、バンドをやりたいのにそれを押し殺して弟のサポートに回るというシーンは自分がJINだったらあんなに協力的になれるだろうかと思った。

hideの家族がThe・昭和って感じで自分はやだなぁと思ったし、好きなことをたくさんやらせてくれた親には大感謝です。とはいえGReeeeNの曲には「親」をテーマにした曲もたくさんあり、JINがどのくらい楽曲に関わっているかはわからないがhideの親への感謝みたいなものはよく伝わる。

最後、父からJIN・hideが「GReeeeNみたいな曲を作れるようになれよ」と言われたシーン。
あれはもう、父は気づいていたのではないかと邪推。自身の患者が聞いてお薦めしてくれたこともあり、誰かを救える「心の医者」のような音楽を作れるなら「遊びの音楽」ではないなと認めたシーンなのかなと思った。
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