クライムサスペンスかと思いきや、まさかの不気味な作品。
結末がはっきりせず、考察や解説をいくつか読んだけど、その「?」こそが監督の狙いで、視聴者自身が納得できれば、それが正解なのだそうだ。
監督がクリスチャンということで、聖書に出てくる話がいくつか盛り込まれているらしいが、日本人の平均以下の宗教観しか持ち合わせていない身としては、よくわからず。詳しい人だともっと楽しめるのかもしれない。
子役の演技が圧巻。豹変するとこなんてホントにゾッとした。子どもにあんな役をさせたり、あんな言葉を言わせるのは、娘を持つ身としては複雑。
國村隼の怪演も見応えあり。割と好きな役者さんなんだけど、あんな演技は初めて見た。