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哭声 コクソンのwoonのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

韓国はキリスト教主流なのだけど、國村さんが悪役=変な儀式?=村への災いが和式の呪い系かと。変になった人が韓国が誇るゾンビぽさもあり、良いみどころ。一石二鳥。國村さんはセリフが少ないのに存在感がえぐい。さすが。色々言われてますが私は反日だとは思わなかったな〜。祈祷師が照英さんにしか見えなくて笑った。悪霊退散もカーニバルかと(笑) そんで鼻血出しスギ吐きスギィ!!主人公父、娘への愛は本物なんだけど、自分勝手すぎで胸糞わりぃったらありゃしない。言う事聞かないし。全体通して不穏だし怖いんだけど、やりすぎて時々ギャグぽくもなる。病院に血まみれで来るかよ(笑)中盤、神父様の「その目で見たんですか?見てもいないのにどうして確信できるんです?」と後半の「お前は何者か」のセリフ、刺さるなあ。人は自分の中で世界に答えを持っていないとだめなんだよ。でもそれが本質かどうかは関係なく、自分がそうと信じたいだけ。そして自分で見て確かめてもそれが本当かは分からない。結局父も謎の女を見てもどれが災いの元なのか分からなかったし。見てるものが本当だとは限らないし、人は言語で意思疎通を図る故それにも惑わされる。私らも答えがわからないこの作品の答えを探そうとこの後考察を謳ったサイトを見まくることでしょう。宗教映画かねこれは。しかしあんな小さい子にそれなりの体格の大人の男も刺し殺されてしまうんだから悪霊?パワーはすごいな。てか結局何かしらが娘に乗り移ってたってことでいいの?
それと最後に動物がたくさん死ぬので注意。
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