ぺー

哭声 コクソンのぺーのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.8
映画 哭声/コクソン(2016)韓国/156分/R15+
監督.脚本 ナ・ホンジン
主演 クァク・ドウォン
   ファン・ジョンミン 國村隼

同じ状況下に陥ったら俺には無理。
ラストの惑わされるなの下りがもう凄かった。目が離せなかった。お守りの上にぶら下げてる植物が枯れて「あ」と予想。
辛すぎるバッドエンド。
序盤から中盤は普通だが面白味のあるミステリーサスペンスホラーを観てる気分だった。
まず本作が上手に描けた部分として、主人公が娘に真っ直ぐな想いを寄せて耐えきれなかったらすぐ行動するタイプなので、悲劇的な主人公にとても合っていて性格と行動、考え方の辻褄が合っている。遅刻もするしすぐキレるし、言われた通りに大人しく待つことができない、報いが返ってきたのかと捉える事もできる。
それと、悪魔や悪霊、幽霊だからと言って骨も肉もないなど決めつけは良くないね。
とりあえず疑え、誰が裏切るか誰が本当の味方か、めちゃくちゃ切羽詰まっててそこが見どころポイントだった。
確かによく考えてみれば國村の家の中は被害者の写真だらけだし、信用できる祈祷師のお祓い中に娘が何故か体攻撃されてるし、疑問点があったがそういうことかと伏線を回収。
ゾンビは知らん。祈祷師と悪魔國村がグルだってことはやはり中盤で描かれていた。悪魔と悪魔崇拝の人なのか。
それと主人公のオバチャンが祈祷師連れてくると言っていたが田舎の狭い空間の中で心苦しい事件が起きたことに対して急いで誰かに頼らないとという御年寄特有のなんでも信じてしまうところが描かれていた。
そして白いワンピースの謎の女、まぁ、味方側の幽霊だろうな。主人公が手を離した瞬間の音が無かった。
ワンちゃんや動物殺されるシーンはちょい辛いし見てられない。
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