毒まんじゅう

哭声 コクソンの毒まんじゅうのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.7
あらゆるジャンルにも分類できない不思議な映画。
人を疑うことを画面から感じれば感じるほど、人を信じるという意味が色濃く浮かび上がってくる。
人間、理解できないということは恐怖であり、その間を埋めるのはいつの時代も信じる強さであるということを痛感した。

ただ、韓国の方が國村演じる日本人に対する不気味さを主人公と同じように受け止め主人公と自分を同一視するようなことがあるかと思うが、日本人の私が味わうことは叶わず…
むしろ主人公たちに対する疑念や不信感が強く残った。それはそれで面白かったが。
できることなら韓国人としてもう一度みたい。