くすぐりのsouのネタバレレビュー・内容・結末

男のみのくすぐり大会なんていかがわしさハンパないなぁとか思ってたらとんでもないやつでした。

バイセクシャルの記者デイビッドはくすぐり大会に興味を示し取材交渉のメールを送るも攻撃的な返信をされその後も執拗に嫌がらせのメールを受ける。友人と共にくすぐり大会のサイトなど探るが大会の主催者は脅迫じみたメールと共に法的手段まで取り出す始末。
過去の出場者であるTJという青年に話を聞くと「くすぐり合うだけで2万ドルという好条件で参加したが無断でネットに動画と個人情報を上げられその後も執拗に嫌がらせを受けた」とのこと。
取材を進めるうちにそれまで人物像が掴めなかった大会主催者に行きつき、どういう人間かというのがわかってきますが嫌がらせ等の一連の行為の明確な目的は分からず仕舞い…という終わり方と、この映画公開後に主催者が亡くなるという後味の悪さ。
くすぐりという気軽な行為に絡みつくフェティシズムと、たった一人の男が金に物を言わせくすぐり組織を作り上げる執念が凄い。