1960年代ムンバイで41人殺害を自供した実在の連続殺人鬼に影響されたシリアルキラーを追う汚職警官。
古代インドの大叙事詩"ラーマーヤナ"をモチーフに、謳い文句インド版『チェイサー』ハ・ジョンウばりのナワーズッディーン・シッディーキーの不気味さが際立つ。
ノリの良い謎の歌が流れて残虐シーンが緩和されるという演出の悪手とテンポの悪さは否めないが、人間の性悪を描く上では申し分ない。
ちなみに別邦題『DEVIL/デビル』と同一作品なのですが、こちらのポスターは詐欺です。
ラーマン・ラーガブの実話ではありません。