TakayukiMonji

21世紀の資本のTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

21世紀の資本(2017年製作の映画)
3.6
原作はすさまじいボリューム(と価格)らしいが、映画でその内容を短時間で理解できる。
原作を読んでみようと思った。いつか読もう。。

以下は備忘メモ。

現代の資本主義の課題は資本がある一定の富裕層に集中し、それが永続的に固まり続けて、より格差を生み続けるというメッセージ。富裕層はリスクを取らずに安定的に利益を膨らまし続ける方法に投資をする。なので、例えば不動産は一定の層にだけ集中して本来の住宅価値を逸脱し、金回りだけが先行する。だからこそ、そこを変えていく政治と考え方が重要という提言。世の中はより社会主義的になりつつあるということ。

これは資本主義下における企業の存在意義とも同じで、儲けだけを追求して内部留保し続けるのではなく、イノベーションに向けて利益を投資していくことで、結果として新たな価値が生まれて、社会の底上げに繋がるという意義が必要。それが社会全体のイノベーションにつながる。
とうまく自分の中で噛み砕く。
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