2ヶ月ぶりの映画館！！リハビリにはなかなか頭が痛くなるような内容でしたが、いま観るのに最も相応しい作品だったやも。
もし3時間前に、21世紀の資本主義は18世紀の経済構造に回帰しつつあると聞いても信じられなかったと思う。でもコロナ禍の3ヶ月で米富裕層の資産が62兆円増えたというニュースは事実。過去から現在、そして未来へ、この映画は私たちが学ぶべき歴史と道徳について教えてくれる。不況も格差もあらゆる社会問題もすべては政治問題で、私たちがどうあるべきかを問いかけてくる。万引き家族やアーサーや半地下の人々は彼らの人間性や努力不足のせいでああなのか？反対もしかり。テイラーの言葉を借りれば、私も歴史の正しい側にいたいしみんなにもそうあってほしい。正しくい続けることは簡単ではないけど、そうあろうと努力することはできるはず。
