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正義の行方のchaaaanponのレビュー・感想・評価

正義の行方(2024年製作の映画)
4.5
うおおおすごい、構成が巧み、心が震えた。空から現場を見下ろすカメラ、ピンク色の花2つは被害女児、紺色のワンボックスを運転する男の顔は見えない…
前半も十分見応えあるのだけど、本体は後半。(もうサブキャップしか信じられん。。真犯人探しをすべきとは思わないが、せめて捜査が適切になされたのか検証してほしい、、)というモヤモヤが少し晴れた。「ペンを持った警官になるな」…やはり調査報道しか勝たんのよ。wikiをみると映画内で語られなかった状況証拠が他にもあるようだけど、疑わしきは被告人の利益に。第二次再審請求で、警察-検察-裁判所の内部構造にもメスがいれられることを願う
ちなみに警察、報道、弁護士といった主要な出演者は全員男性。女性は被告の妻と序盤にちらっと出た学校関係者のみでインタビュアーも男。「ミステリと言う勿れ」の第一話(原作のほう)を思い出さずにはいられないのだが
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