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ワンダー 君は太陽のamouiのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.0
遺伝子のために生まれつき人と顔つきが違うオギーは多くの理不尽に晒され、傷つき、泣きながらも周りの人たちに優しい強さを教え多大な影響を与える存在となる。
オギーだけにスポットを当てるのではなく、彼を囲む人たちに改めて注目する構成なのが面白い。
特別な配慮を必要とする子と、"普通"とされる子どもたち。どちらも特別で固有な立場にある一人の子として肯定され、尊重されながら丁寧な見方で描かれていた。
そして何より、みんな心が本当に優しい。
真の悪なんて滅多にいないよと、共感と励ましのエールに溢れてるようだった。社会で生きづらさを感じるとき、特に観てほしい映画。
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