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ワンダー 君は太陽のtanのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

泣けると話題の割には目から溢れるほどの涙は出なかった。それぞれの視点で描かれていたのは良かったし面白かったけど、そのおかげで各ストーリーがそんなに深掘りされていないからウルっと程度で止まってしまったのかもなあ。

オギーの周りの人達がみんなみんな素敵すぎた。家族も、友達も、先生も。冷たい存在だったのはジュリアンの両親くらいじゃない?
現実世界もこんなに素敵な人ばかりだったら良いのに〜と思ってしまった。

以下細かい感想。
ジャックはなんて優しい子なんだろうか。最初からこの子が友達第一号だろうなとは思ったけど、どうしたらあんなに素敵な子に育つんだ。
オギーの両親の関係も好き。お父さんが見えないところで支えている感じがすごく素敵。お母さんが怖いんだっていうセリフも好き。
オギーが初登校の前に振り返ってお父さんにギュってするシーン、ウルっと。
あの校長先生は一体何なんだ、仏か?仏なのか?
サマー可愛すぎね、小学生?であんな出来た子はいないでしょう。突然現れて、オギーを救って、ジャックとの間も取り持ってくれて、天使か?
ヴィアの話も面白かった、なるほどそうだよね、姉ちゃんも大変だよね。あとミランダ美人すぎだしジャスティンはヴィアのこと好きすぎよ、最高。
ジャックが殴っちゃったとき、
「どんな話にも二面ある。人を殴るのは良くないことだが親友は守るべきものだ。」
って校長、やっぱり仏だ。この言葉好き。

「人を労われ、みんな闘ってる。相手のことを知りたければやることはただ一つ、よく見ることだ。」
なるほど、観る前は一人の少年についての物語だと思ってたけど、"みんな闘ってる"これが言いたかったのか。
ペットのデイジーが死んでしまう話は必要だったのか?って感じだけどこれも、みんな闘ってる"を表してたのかな?
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