ながの

風花 kaza-hanaのながののレビュー・感想・評価

風花 kaza-hana(2000年製作の映画)
3.6
目黒シネマの相米慎二特集。初見だったけど、あまりハマらなかった。眠気も相まって。どことなく北野武の『Dolls』に似てたし、相米慎二で言えば『お引越し』みを感じた。柄本明の紙吹雪に降られる小泉今日子のシーンは最高だった。『セーラー服と機関銃』と二本立てだったけど、この二作かなり共通点多くて、一番は男が女の体に顔を埋めて「いい匂い…」と母性にすがる描写はどちらの作品でも印象的だった。柄本明と酒井敏也もそれぞれいいポジションで出てるのも印象的。しかしこの二作が同時上映だった理由は他に、なんといっても薬師丸ひろ子と小泉今日子の『あまちゃん』組という共通点がどうしてもちらつく、今作には尾身としのりも出てるし。そのせいか、途中浅野忠信が松田龍平にしか見えなくて、ずっと松田龍平だと思って見てた。
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