アマプラで見放題が終わってしまうので、見てみました。映画を作りたいという理由から韓国の監督と女優を拉致してきた金正日と拉致された二人がいかにして映画を作り、最終的に脱出したかという話。手厚くもてなされたとはいえ自由な行動なんかできなはずだから息苦しいはずなんだけど、好きな映画を好きなだけ撮れる環境に身に置かれたら、そりゃ環境としては最高だよなぁ。とんでもない環境にあっているにもかかわらず、これって映画みたいだねて考え続けるのは、本当に職業病だし困ったもんだけど、、
同様にテーマだと、フォックスキャッチャーを思い出す。あれも、お金持ちの息子で生まれた時から何不自由なく過ごしてきたけど、実は全く心が満たされないお坊ちゃんが、唯一心を許せそうで友人と呼べそうな人と出会うんだけど、実はそんなことはなかった。だから、そういう意味では、金正日て可哀想な人だなと同情もしてしまう。
