かー

将軍様、あなたのために映画を撮りますのかーのレビュー・感想・評価

3.5
北朝鮮の知られざる部分はもちろんだけど、映画というものの役割や、潜在的な力みたいなものを思い知る映画でもあった。
芸術でもあり、経済であり、思想でもある。
そしてそれが面白いところでもあり怖いところでもある。
ただなんにせよ絶対に欠けてはいけないのは自由であることということ、というのを逆説的に見せられた。映画で南を見返したい、って言いながら、絶対的なものが絶対に満たされない環境を作り出しているのはご本人でもあり、映画内で少し語られたその生い立ちを含めて悲しくなったな。
声を出して泣かないと処分されるってなに、、こわすぎた、、
かー

かー