このレビューはネタバレを含みます
ラインハルト・ハイドリヒはナチスの中の著名なメンバーの中でただ一人市民によって暗殺された高官。長身でいかにもな風貌は印象的である。
その暗殺の舞台がプラハだった。現代においてナチスに高官が暗殺されたことは「ざまあみろ」かもしれないが、それによりチェコのリディツェという村が報復のために消された。
ハイドリヒ暗殺計画に関わった7名の戦士は自決。
本物の零戦を所沢で観た時も、この時代の映画を観た時も思う。この時代に生きていたら、どれだけの友人や大切な人を失っただろうか、と。
その悲しみや悔しさや憎しみはどこへ向かったんだろうか、と。