ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のネタバレレビュー・内容・結末

「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ほんとうは劇場上映しているときから気になっていたけど勇気がでなくてレンタル待ち。きつくて何度も何度ももうやめようかな…と思いつつ休憩入れて見ました。
なによりキツいのが、あの場でハイドリヒを射殺できていても結局は同じ報復を同じような時期に受けていたのでは、と予想ができるところです。そして同じように、使い捨てに等しい彼等が自殺を図っていたであろうことも。
同じような状況にあった映画を見たとき、せめて、せめて人質になって生きる選択肢を、と考えたことがあります。しかし降伏というものは生半可なものではない。生活を根こそぎ排除され、生活どころか人権尊厳さえも奪われるということを私は歴史から学びました。そしてこの映画から学んだことは、彼等にとっての自死とは"最大限の嫌がらせ"でもあるということです。相手からしたら、一瞬で殺された隣にあった仲間の為の報復であるのに、わずか目の前でその思いは報われず恨みの行き処がなくなってしまうからです。ストーリーの幕引きを知っていながら、束の間に誰かを愛し人間として生きる。いいえ、彼等は最初から最後まで人間でした。愛のために憎悪を振りかざし、冷徹に生き歯車と言い聞かせ死んでいった彼等も、落とした青酸カリを探して死に急ぐ彼も。自死に誇りなんかそこにはない。あるのは義務。
匿ってくれた家族も、置き去りになったフィアンセも、どうなったかわかりません。そしてこの史実がその直後の何かを動かしたとは思いません。例えハイドリヒが死んだというビッグイベントだったとしても。酷い言い方にはなりますが、"無駄"だったと思います(『レミゼラブル』を彷彿させますね)。誰かを殺せば誰かを殺される。何年も何十年も何百年も終わっては始まる連鎖の中点に過ぎない。ならこの争いを終わらせた行いこそが"無駄"ではないのか?そうでしょうが、そんなことは誰にもわからないのです。ふとしたきっかけで呆気なく物事が収束することもある。そんな奇跡を、人や神に願っている。なによりこの映画で悲しいのは、彼等がそれを"次の代"に願っていたこと。自分達がやっていることは"無駄"なことだと誰もがどこかで思っていた。透明人間となって生きる人生とはどんなものか。なんなんでしょうね、この気持ちはどうしたらいいんでしょうね。そんな気持ちで生きてほしくなんかありません。こんなことがもうありませんように、同じことを繰り返しませんようにと陳腐な言葉しか出てこない。陳腐な言葉ってなんだ、こんな大事なことなのになんで。何故世界は今もわからない。


キリアンマーフィーの作品は結構見ていますが、この映画の彼が一番ずば抜けて美しい撮り方をされていると思いました。こんな美しい人だったのかと。この顔になりたい…と思ったほどに。調べたら『フローズンタイム』の監督でしたか~なるほど…

なんの縁か、最近ナチス関連の作品をよく見ました。こんなん人間のすることじゃないと思っていましたが、思うべきは、"これは人間だからできるのだ。私たちは人間相手にここまで冷酷になれる。私たちはその暴力性を常に秘めている"ということを忘れてはいけないのでしょう。
いつの時代も"愛している"と伝えることはできます。ただなにより欲しいのは"愛している"という言葉より、"ずっと側にいる"であり、それが満たされる時代を私は望んでいます
ラストシーン、ヨゼフが一筋に差し込む光を見て、自決するシーン。美しすぎます。

彼らの行動はチェコを地図の上に残す為に必要だったのかもしれない。しかし、それは何千、何万もの無実な人々を死なせ、苦しめた。決して一概に賞賛できるものでもありませんが、絶望の中に差し込んだあの一筋の希望を信じ、行動し、死んでいった彼らの様な人間がいた事は忘れないでしょう。

とにかく思い雰囲気。
恥ずかしながら歴史を余り知らず、キリアンマーフィー観たさに鑑賞。素直な感想は、チェコがナチスからの支配から解放される為に沢山の人達が殺されて辛かったです…。戦争で沢山の人が亡くなることは仕方のない事としか考えられず、国の為に命を落とすことが正しいとされていた時代はどこにでもあったのですね。そんな時代だからこそ、若者の恋愛にはすこし救われました。後味は良くないですし、後半は辛いことの連続ですが、歴史を知らない人にはいい勉強にもなるし、知っていく事は重要かと思いました!
前半は割と静かでしたが、後半は、ひたすら辛い場面ばかりで疲れました。銃撃戦長かった。実話を元にした話ということで、ますます辛いです。
I have to believe there's a way through this that there's a normal life waiting for us. The way things used to be.
終わってから震えが止まらなかった。もっと注目されるべき映画。

なのですが、え、そんな感じで暗殺失敗するん?と思ってしまった。そこがリアリティ。クライマックス、光が見えて…って演出はちょいとわざとらしい。
この手のジャンル初めてみたけど、楽しめました! 比較対象が無いのでスコアが点けずらい…
ヒトラー占領下のチェコで、ナチスのNo.2であるハイドリヒの暗殺作戦を決行する話です。実話であるエンスラポイド作戦がベースみたい。
7人の教会での籠城戦は胸が熱くなる。マグニフィセント7みたいに、めちゃくちゃ強いわけじゃないから、普通に死ぬしハラハラしていいね。
監督のショーン・エリスはイギリスのフォトグラファーなだけあって、カメラワークが上手かったりする。ラストの光を見つめて死ぬシーンは非常に良いです。
最後の、キリアン・マーフィの青い瞳が忘れられない。戦った7人に思いを馳せる一方で、それでもエンドクレジットの5000人という表記に統計的な感慨しか浮かばない自分が悔しかった。

『ハイドリヒを撃て!』とか『ヒトラーの忘れもの』とかさあ、よくまあそんないい加減なタイトルが毎度思い付きますよねと感服してる。こんな切実な作品に対して、センスがないなんて次元ではなく、失礼だと思うんですけど。
とても良かった

役者さんそれぞれ個性があり最後本当に自殺してほしくないと思いながら観れました

ハイドリヒを撃てと言う題名なので暗殺して終わりかと思いましたが、そこから暗殺した関係者や本人達がどのような結末を迎えるのかまで描いており、なかだおれせず鑑賞することができました
最後の銃撃戦が本当に辛かった。良い意味でもう見たくない笑 1番最後のキリアンズルくないですか?白い光が差し込んだ時に映る青い目が綺麗すぎて余計に悲しかった。ジェイミードーナンは文句なしのかっこよさ。
ただ、拷問シーンがエグくて苦手な私はずっと目つぶって下向いてた。
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